MS-06F ZAKUII(ザク)
バンダイ 1/144HGUC
ザクです。1年戦争でもっとも量産された傑作機です。ブリティッシュ作戦(コロニー落とし作戦)、ルウム戦役に参加したことで有名ですが、その時、ザクが主に使用した兵器は毒ガスと核兵器でした。通称ザクバズーカはその時、核兵器を射出するのに使ったモノです。強大な破壊力とミノフスキー粒子下でレーダーなどが役に立たない、しかも風や空気抵抗の影響を受けない状況下では非常に有利なシステムでした。ただし、いわゆるバズーカではなく、無反動砲に近いモノです。ザクバズーカの弾の装填数は1発。それを核多弾道弾として使用していました。
核兵器射出に使用したザクは撃ち込んだ後、戦域から急速離脱できるように脱出用ロケットを取り付け、重量増加を防ぐ為、気休め程度の乗員保護用耐中性子装甲を追加しています。
この、核兵器攻撃仕様はルウム戦役後の南極条約で核兵器の使用を禁じられ、通常仕様のザクに戻されました。
核攻撃部隊は1個中隊を組織され、小隊ごとに左ショルダーの色を塗り分けていました。この機体は赤小隊所属のチリコ・キューピー特務少尉のものです。
と、勝手に設定を頭で考えながら作りました。ガンダムセンチュリーがもとネタですが、記録全集でもブリティッシュ作戦とルウム戦役は描かれているのでそんなに僕オリジナルなわけではありません。
HGUCはほぼイメージ通りなので特別にいじっていません。盾がちょっと貧弱なので大きくしたくらいです。色も劇中のイメージで塗ってみました。デカールは自作と余ってるデカールから。肩は色塗ってる最中に急に思いついて、赤色で塗ってしまいました。タコさんだと色配色が逆なので赤も映えるのですが、ザクはご覧の通り、薄い緑なので赤が目立ちすぎますね。補色なので尚更。ちょっと失敗したみたいです。マーキングもアメリカ機をいっぱい作っていいるせいか、アメリカナイズされちゃってますね。
で、脱出用のロケットセットです。マクロスのバルキリーウェポンセットの反応弾を二つくっつけ、両脇をウェーブのパーツでふさぎ、それをガスタンクとし、ブロンコかなんかに付いていた、ロケットランチャーにウェーブのバーニアを取り付けこちらはロケットにして、その基部はバズーカラックの周りにプラ板を箱組みしたモノを取り付けました。
あり合わせのモノででっち上げましたが、普通Rザクあたりから取ってきた方が良かったかもしれません。
1年程、放置プレイでしたが、出来がよいキットには違いがありません。