VF-1J VALKYRIE(バルキリー)

ハセガワ 1/48

VF-1Jバルキリー前

VF-1Jバルキリー概要

1999年、南アタリア島にに落下してきた飛来物は地球環境の破壊と天候変化、気候変化をもたらし、人類の半分以上が死に絶えることとなった。後ほど各国政府機関、国連各機関がその落下物を調べた結果、未知のテクノロジーによる人工物ということがわかった。
その人工物のテクノロジーを手に入れんがため各国間の紛争が持ち上がり、ただでさえ減った人口がさらに減ることになる。なんとか紛争が集結し、各国が協力すべき結果に落ち着いたのは例の人工物を作ったのは10メートル近い巨人だということだった。さらには銀河ではこの巨人と別の巨人の戦争が繰り広げられ、そう遠くない未来にその戦争が地球にも及んでくるかもしれないということだった。地球上における同族同士の殺し合いよりも巨大な敵が現れたのだ。

VF-1Jバルキリー後ろ

巨人に対しては巨人という安易な発想で(おそらく、長く続いた紛争で人類の頭がもうろくしたのであろう)統合軍陸軍を中心に陸上歩行型のロボット兵器「デストロイド」の開発が、未知の物体から発見されたオーバーテクノロジーを折り込み急ピッチで進み、対巨人兵器はこの「デストロイド」が本命かと思われたが、空軍、海軍、さらに発足したばかりの宇宙軍が航空機からロボット兵器に変形し、宇宙空間でも使える立体的運用が可能なさらに「馬鹿げた」プランを対抗で出してきた。これがVF-1である。形こそF-14に酷似しているが、中身はこれまでの戦闘機では想像もつかない機動兵器に生まれ変わった。オーバーテクノロジーがあればこそである。
VF-1の開発にはさすがに時間がかかり数々のトラブルも続出したが、巨人の未知の物体を宇宙戦艦SDF-1として統合宇宙軍に編成される記念日までに、なんとか実戦部隊の編成を終えており、南アタリア島におけるブービートラップ事件に突入するのである。
なお、統合軍とはいっても各国の軍隊の寄せ集めであり、当初は機材もバラバラであったが、ゼントラディとのとの交戦勃発後は急速に機材の統一化が図られ、VF-1も各国の海軍、空軍に採用された。米海軍のVF-31のように部隊マークのそのまま残したモノも多かったようである。

VF-1Jバルキリー機首

VF-1Jバルキリーの製作

上の文、ほぼフィクションです。
1/48のバルキリーをJMC用に作りました。スーパーパックが出るまで待とうと思いましたが、いっこうに出る気配がないのでノーマル機に。
1/72をほぼ10年前に出しただけあり、1/72の欠点はほぼ解消したモノと思われます。がっちり組み立てられますし、スナップフィット風のピンなどは仮組にちょうど良いです。フォルムも1/72に比べボリュームあります。悪い言い方すればもっさり。まあこれくらいもっさりしてなきゃ1/48じゃもたないですな。
各部パーツもしっかりしていて正直何も考えずに組んでも問題ないモノと思われます。

VF-1Jバルキリー垂直尾翼

今回はあんましいじらず、後期のトムキャット風に塗ってみることにしました。しかし、素直に組むといってもノズルの中なんかがツルツルしすぎていますし、キャノピーを開けようと思ったらヒンジの部品がありません。全体的に若干、ディティールがあっさりしている気も。
その辺を中心にいじってみました。コクピットの中もちとあっさり気味なので後ろの方にディティールをぶち込みました。

VF-1Jバルキリー、反応弾仕様のAIM-54

ミサイルも何もなく寂しいのでハセガワの武器セットからAIM54を持ってきました。弾頭を延長して反応弾仕様としてみました。米海軍の余ったAIM54を改造したって設定。
ランチャーとパイロンは前のX-27を作ったときに余ったF-104のランチャーと三菱F-1のパイロン。マーキングはVF31のフェリックス。あ、AEなのはわかってます。NFはわざとです。
製作記はこちら→「1/48VF-1Jバルキリー製作現場

VF-1Jバルキリーの製作を終えて

グレイの塗装にしたので単調にならないよう3層くらいに塗り分けてウォッシングでもいろいろと塗り分けてみました。F-14の補修パッチが入った感じは再現できたかな?
バルキリーはこれで3機目。この機体は架空機なので好きなことができていいですね。一回くらい普通に組み立ててもいいのかもしれませんが。

VF-1Jバルキリー、F-16XLと

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