P-51D MUSTANG(マスタング)
ハセガワ 1/72
チャック・イエーガーが第2次大戦で駆ったムスタングです。ムスタングは僕が記すまでもない名機ですね。
ハセの1/72ですが、このキットも良くできています。1/72ならこれくらいで十分ですよね。翼の後縁とペラの縁を薄くしてあげるだけで随分とらしくなります。その他はヤスリがけに邪魔で翼端灯を切り飛ばしたので、そこを透明部品に換え、照準器のガラス部分を作っただけです。
しかし後半、思わぬミスがこれでもかと襲ってきて、もうやめようかと思いました。デカールミス、シンナー間違えで塗装を落としてしまう、小パーツを紛失しかけてしばらく探す等々…。ですのでアンテナ線、燃料タンクの配管、キャノピーに付くバックミラーなどは再現しませんでした。
防眩用のオリーブドラブは機種に向かうに従って細くなります。このキットのパッケのイラストが正解。設計図(組立説明書)の塗装図を信じて塗ってしまいました。こっちが直線で楽ですから思わず逃げちゃったのかもしれません。
世傑No.79の折り込みイラストにこの機体のイラストが載ってます。作り込みたい方はこの辺も参考にすると良いかもしれません。
なぜグラマラスグレンIIIなのかよくわかりません。X-1ではグラマラスグレニスになってますしね。これ以前に乗っていた機体に書いてあったのかどうかも不明。自伝にもそれらしきことは書いていませんね。確か、フランスかドイツ上空で撃墜されているんでしたっけ??
インベイジョンストライプはフルに近い状態、第8軍の黄色と赤のエングレー…いや、チェッカー、垂直尾翼の赤、インベイジョンストライプの黒はデカールで用意されているのですが、塗装した方が良さそうなので塗装にしました。平面に貼るのではないのでこういうのはデカールの方が面倒なのです。
ウォーホークと並べてみました。銀色のせいでしょうがムスタングの方が洗練されていますね。層流翼、前気味に付いた水平尾翼、ラジエーターの配置、キャノピー、でっかいペラ、間隔の広い主脚など。戦争は必要に駆られるから進歩が早いです。