O-1E BIRDDOG(バードドッグ)
エアフィックス 1/72
セスナの社が弾着観測等の為、米陸軍の為に開発したのがバードドッグです。朝鮮戦争でデビューし、ベトナム戦争ではFAC(ForwardAirCotroller 前線航空管制)機として使用されました。
CAS(近接対地支援)を正確に誘導する為、目標に対して低空低速で近づき、目標指示用白燐ロケット弾を撃ち込むという過酷な任務に使われたのです。
軽武装(機体そのものに武装はないからパイロット自身が拳銃、歩兵用ライフル、手榴弾などで武装しました)、無装甲なので、小銃など一発でも食らえば即墜落、夜間装備を完備していないので夜間ミッション遂行が困難という機体なのですが、運動性、STOL性、稼働率の高さなどがかわれ、パイロットには概ね好まれていたようです。
キットはエアフィックスの古いキットです。ブリスターパック入りです。しかし、機体の形などは問題ないので作ってみました。
元々、岐阜コクピット展示会のベト戦がテーマの時にFACモノとしてO-2、OV-10、A-37、OV-1と作ろうと思っていたのですが、全然やる気がせずほっておいたモノです。で、1年前に手を付け始めたのですが、また挫折。この度、やっと完成しました。
形は問題ないですが、細部のディティールは無いに等しいので再現しておきます。また、翼の縁や部品によってはものすごくごついパーツになっているので、シャープにします。地味な作業が多いです。
デカールは完全に死んでいたので、作り直し。ついでだからキットに付いていない部隊のモノにしました。
ほぼ、3年ぶりのペラ付き飛行機です。おまけにちっちゃいです。最近、ハセやタミヤやバンダイの出来のいいキットばっかり作っていたので、良い刺激になりました。出来てしまえばこれも面白い機体だなと思います。