McLaren HONDA MP4/4(マクラーレン・ホンダMP4/4)
タミヤ 1/20
1988年フォーミュラ1世界選手権で圧倒的な強さを見せたマクラーレンホンダMP4/4。開幕以来11連勝、そのうち8回が1-2フィニッシュ。ターボマシン最後の年、ホンダV6エンジンは比類無き強さを発揮したわけです。それをドライブしていたのが「プロフェッサー」アラン・プロストと「音速の貴公子」アイルトン・セナでした。セナはその年に初のワールドチャンピオンを取ります。その次の年からアランとアイルトンの確執が始まるわけですが…。週間少年ジャンプがうはうはだったのもこのころ。日本という国が浮かれていたのもこの頃。
僕はセナが嫌いでした。プロストの隙のない走りの方が好きでした。しかしプロストは悪人顔だったから明らかに「セナ様~~」と群がるその場限りのミーハー女史には明らかにアイルトンを持ち上げるただの悪役にすぎなかったのでしょう。古館氏もそれをあおるような中継をしていましたし。でもMP4/4と言えばセナなのです。数あるマクラーレンのマシンの中でも1、2を争う美しいマシンです。
鈴鹿バージョンにしてみました。ターボ用シュノーケルダクトの撤去、サイドポンツーン開口部を改造、デカールをStudio27のマールボロを使ったこと、ノーズの「MP4/4」をMP4/5Bの「McLaren」に替えたこと位です。後はセナを乗せるため、デッドストックになっていたウィリアムスのブーチェンorパトレーゼになる人形をセナにしました。MP4/4に乗せるにはかなり削らないといけませんでした。クリアーを吹いて研ぎ出しをしたのですが、はっきり言って失敗です。