RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)

バンダイ 1/144HGUC

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)前

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)概要

ジオン公国が生み出したミノフスキー粒子下での最高の性能を引き出せる兵器、モビルスーツ「ザク」による電撃的な侵攻で地球連邦軍は壊滅的な打撃を受けたが、しかし、圧倒的な国力の差でザクとて連邦を敗北に追い込むまでも出来なかった。地球連邦軍もモビルスーツの開発情報を手に入れていなかったわけではなく、鹵獲したザクのデータを参考にし、攻撃を免れたジャブローでRGM-79を開発し随時、戦線に投入していったのだった。
RX-78ガンダムはそのRGM-79の性能向上試作機である。もっとも重要なのは新素材ルナチタリウムを使った各種装甲である。これにより、RGM-79と同じ形状、厚ながら全重量はそれの70%に押さえられた。頭部の情報処理システムの性能向上が図られ、サブカメラにステレオ式デュアルカメラを搭載。核融合ジェネレータの出力向上、ヘリウムコアの追加による作戦行動時間の向上、さらに腰部中央にはビーム兵器に対する耐熱フィールド発生装置も取り付けられた。コクピットハッチも対弾性の向上のため段がつけられている。ビームライフルはRGM-79のそれよりも出力が増し、新型照準器の搭載により命中精度も上がった。

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)後ろ

このRX-78ガンダムは連邦初のモビルスーツの運用を前提とした強襲揚陸艦ペガサス級一番艦「ホワイトベース」に3機搭載され、サイド7に作られた連邦の極秘コロニーでテストされていたが、赤い彗星ことシャア・アズナブル少佐配下のザクの小隊に発見されてしまい、2号機以外は小破されてしまった。2号機はその際、ザクの持つ120mmマシンガンの弾をはじくというルナチタニウムの性能をいかんなく発揮するが、これはRGM-79から採用されている胸形状が避弾経始に優れていた事も考慮せねばならない。2号機はその後、試作機とは思えない驚異的活躍をするのだが、これはすでにRGM-79の運用結果がフィードバックされていたことと、パイロットのニュータイプの素質があったのでは無いかという憶測もあるが、多くの主要な作戦はやはり、RGM-79の大量投入によるモノであり、短期決戦で和平に持ち込めなかったジオン公国のギレン総帥の過ち所以であろう。
ちなみに2号機のトリコロールカラーは初期のテスト時のモノであり、急遽、実戦導入された後は戦地に応じた迷彩塗装が施された。

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)ポーズをつけました

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)の製作

まあ、設定はでっち上げです。今回はこんな事考えて作ってません。HGUC版が出たときにほんと久しぶりにガンダム色のガンダムを作ってみようと作り始めて、ちょっと面倒になって頓挫、放棄していたモノです。安彦ガンダムをみてオリジン・ガンダムに仕立てようと画策し、また頓挫。ここに来てやっと完成したモノです。モデルグラフィックス2011年4月号の特集がなければ完成しなかったかもしれません。
形状はほんと好みになってしまうのですが、個人的にはこのHGUC版のでっぷりした感じが好きです。RGとかはちょっと細すぎるかなと思うのです。ガンダムそのものは定期的にリニューアルがかけられている状況ですので、自分の好みにあったモノをチョイスすればいいという贅沢な時代です。
従って今回はほとんど手を入れていません。ヒケの処理と手首部分、細部のシャープな部分はシャープにしただけですかね。その代わり塗装はちょっと気張ってみました。モデルグラフィックス2011年4月号にガンダムの塗装レシピが載っているのですが、これがある意味、理に適っているのでパくることにしました。しかし、まんまぱくっちゃうとドツボにはまることになりますので、参考にしながら自分色にしておきました。 本体の白はFSカラーの白に黒をちょいと混ぜたモノ。ブルーの部分はグフカラーの薄い方に白を混ぜたかな?赤い部分はモンザレッドに白、黄色の部分は黄土色に赤をちょっと混ぜて白でぼかしました。グレー部分はFSカラーのどれかです。アクセントに目の部分にエメラルドグリーン、細部に金属色を入れておきました。黄色を赤にふりすぎたかなと反省。本体の白ももうちょっとグレーがかっているのですが、写真じゃ分かりません。
詳しい製作記は「1/144ガンダム製作現場」で。

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)、ザク、アッガイ、ベアッガイと共に

RX-78-2 GUNDAM(ガンダム)の製作を終えて

かれこれ、30年以上の付き合いになるのですが、ガンダムそのものを最初に買ったのはベストメカコレクションのガンダムでした。最初に買ったときはそれこそ、ガンプラブームが本格化する前だったので、(パッケのイラストのアンテナがまだ黄色だった頃)何にも苦労せずに買いました。肩を見事に接着剤で固着させた頃です。色もまだ塗れず、ビームサーベルを切るのがもったいなくてランドセルのバーニアが穴が空いていることを幸いにそこにぶっさしていた気がしますね。
2回目に買ったのは韓国での増産バージョン。パッケがアニメの設定版になっていましたが、ビームサーベルが4本になっていて喜んだ気がします。肩も上手く接着できたし。
その後のRX-78もMSV以外は付き合ってきましたが、完璧だと思っていた先代のHGも今見るとちょっとトホホな出来でデザインセンスの変化もそうですが、その時代時代のガンダム像がかわってきているのも興味深いところです。さて、オリジン版はどう出てくるかな?

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