ヒトの中の魚、魚の中のヒト (2018年4月23日)
魚と両生類のミッシングリンクであるティクターリクの化石を発見した一人であるニール・シュービン博士の著作。
古生物学者かと思いきや、解剖学者でもヒトゲノムや発生遺伝学にも精通し、本書もティクターリクの話より、発生遺伝学やゲノムの話が多くを占める。まあ、いかに魚から人間までのいわゆる脊椎動物の構造が一貫しているかを述べるためのティクターリクは枕にすぎないと思えば、それはそれで納得。
個人的にはダーウィン的進化論支持なので、違和感はないが進化論否定派にとっては許しがたいんだろうな。
この記事のタグ:
Wrote by ぷー /コメント (0)
コメント
コメント記入欄