機械より人間らしくなれるか? (2016年12月 6日)

機械より人間らしくなれるか?
チューリングテストに参加した著者のコンピュータの考察。
チューリングテストはエニグマの解読やコンピュータの概念を提唱したことで知られるアラン・チューリングが対話式で(今で言うチャットボットだな)30%以上の相手に人間と会話していると思わせれば人工知能として認められるというもの。
その世界的大会というか、ローブナー賞に著者が参加して最も人間らしい人間賞をを取る。コンピュータと哲学と詩の博士号を持っている著者が、そこに至るまでに、人間が人間足らしめているものは何かということを考察していく。チューリングテストはいわば、きっかけでそこが主題だ。
いかに人間がいい加減でいて、そのいい加減さも飲み込めるおおらかな脳を持っていることか。コンピュータでそれを全部再現するのはなかなか難しそうだ。

この記事のタグ:

Wrote by ぷー /コメント (0)

コメント

コメント記入欄




保存しますか?



画像の中に見える文字を入力してください。

表示切替:スマートフォンスマートフォン | PCPC
▲ ページトップへ