キリスト教暗黒の裏面史 (2016年4月19日)
えらい大層なタイトルなので思わず買っていた。
最初の方はなるほど、そんな感じかなと思ったのだが、途中からなんかおかしいなと最後の方はそれは曲解し過ぎではないかという感じ。確かにキリスト教にも暗黒面があるがそれが全て一神教だからと括るのはちょっと暴言かなと思う。あくまで正統派の一部がと断りを入れているが、それはイスラムやユダヤでもそうだし、多神教のヒンズーや多神教的体裁がある仏教でもそれはあると思う。
そのものの悪い面をあぶり出すってのは当然すべきだと思うが、こうであってほしい、己の独善的な結論にこじつけるための理屈だけを拾う行為はいかがなものかと思う。
で、結構とんでもな本でしたと。
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