恐竜はなぜ鳥に進化したのか (2012年12月11日)
タイトルがこうなっているけど、ほんちゃんは生物の進化と酸素濃度の関係といった方が良さそうな本。
カンブリア大爆発もペルム紀の大絶滅も三畳紀から白亜紀の恐竜の繁栄も恐竜の鳥への進化も地球上の酸素濃度と二酸化炭素の関係だと仮説を立てている。確かに示された酸素濃度のグラフと絶滅期がほぼ一致しているし、地球上の生物が酸素によって左右されているという説明は結構合点がいくモノがあるな。呼吸こそが動物の一番重要な行為だから、ここから考えてみるってのも面白い着眼点。
進化は偶然の産物ではなく、酸素濃度が低下すると生物は体制(基本デザイン)が増加し、酸素濃度が高いと生物のの多様性が増加するってのは秀逸な仮説だ。
そいや、最近の恐竜展のカタログにも酸素濃度のことに触れていたな。
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