失敗学の法則 (2012年3月 8日)

失敗学の法則
今回の福島第一原発事故で事故調の座長である畑村教授の持論である「失敗学」の本。
失敗したことに当事者責任で責任者が死ぬなり、処分されれば溜飲が下り失敗の本質を探ろうとしない日本文化の特質が失敗を繰り返してしまう要因だとこの本では書かれている。失敗に対し、なぜ失敗したのかというその本質とからくりを突き詰めれば20年にも渡る不況や今回の原発事故のの原因も分かるであろうし、対策も打てるのではないかと思う。
しかし、旧帝国陸海軍がいかに重要作戦を失敗したか、それを隠し、太平洋戦争での多大な犠牲による敗戦を迎えたか?その本質を軍事の研究者ではない人達が描いた「失敗の本質」と根っこの部分は同じで、不況も原発事故も実は収束が得られないのでは無いかという一抹の不安もあるのが事実だ。

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