渚にて (2012年2月17日)
ネビル・シュートの人類破滅SF。
だいぶ前から知っていたけど、福島第一原発事故以降にこの小説に出逢うとは何かの因果か?
この小説では核戦争による放射能物質が世界を覆い人類が滅亡してしまうというモノだ。そこで生きる人達が恐怖を背にしながらも何とか今までの日常を送ろうとするが、その様子がある意味での恐怖であり、起きてしまった取り返しのつかないことに対しての無力さってのはある意味繋がるモノで、その先見性に脱帽する。
唯一の被爆国というならもう少しでも核エネルギーというモノをちゃんと考えるべきであったと思う。今更遅いが、せめてこれからのためにね。
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Wrote by ぷー /コメント (0)
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