犬の力 (2012年1月21日)
メキシコの麻薬カルテルとアメリカのDEAの麻薬捜査官の30年にわたる戦いを描いたフィクション。あくまでフィクションだけど、相当、事実を下地にしており、イラン・コントラ事件もあったくらいだし、こんな陰謀もあるんじゃないかと妙に納得する作品。
語り口はさすがはドン・ウィンズロウ軽妙な台詞回しや話の進め方で引き込まれるのだけど、やっていることが今までで一番えぐいんじゃないかな?これ、ドン・ウィンズロウじゃないと、出来ないと思う。
読み応えありますが、ある程度メキシコ、中南米、アメリカの麻薬の歴史を押さえておいた方が読みやすいかもしれません。
この記事のタグ:
Wrote by ぷー /コメント (0)
コメント
コメント記入欄