帰還せず-残留日本兵60年目の証言- (2011年6月19日)
東南アジアで戦後もその地に居続けた14人の元日本兵に「なぜ日本に帰らなかったのですか?」と聞いていく物語。
それぞれが忠実に日本兵であろうとし、死んで帰ってこいといわれながら、無条件降伏後、生きて帰れといわれ、それぞれが日本に帰らなきゃ行けない理由を見つけ出せず、その地にいる理由を見つけ、懸命に生きた。その地に残る一番重要なファクターが家族ができるということだ。自分から残ったモノもいるし、巻き込まれたモノもいる、成り行きでそうなったのもいるし、単に逃げ出したかったという人も。
日本というモノが嫌いじゃないけど、そこのとどまる理由もない。ナショナリズムってそんなモノだろうな。
俺自身も広島は嫌いじゃないけど、広島に住まなきゃいけない絶対的な理由もない。変えることにはやはり、帰るなりの重い理由が必要なのだ。
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