陸軍省軍務局と日米開戦 (2011年2月15日)
軍務局というか東条内閣が生まれてから日米開戦にいたるまでの経緯を示した本。
こないだやっていたNHKスペシャル「日米開戦70周年記念」番組と通ずるモノがあるのだが、政治の求心力低下と経済の行き詰まりが、軍の増長を招き、その軍隊も責任者不在でドンドンと好き勝手をやっていき、日中戦争の泥沼化を促進し、ドイツのポーランド侵攻に始まる第二次世界大戦で、イギリス、ソ連、蒋介石軍、アメリカ、はたまたドイツも日本の宣戦布告を待ち望み、まんまとその手に乗った次第。バカな子供の仕業のように見えるが、それをやったのが70年前の日本人だ。
こんにち、似たような状況だが、少しは大人になったのだろうか?ほんとはできるとか、いくら口で言ったって駄目なのよ。
ま、まずは選挙の人気取りしか考えていない現存する政党ではなく、きちんと責任を取れる人が出てくることを祈るよ。
え?オレですか?私はなんにも理念もビジョンも持ち合わせていませんから?。
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Wrote by ぷー /コメント (0)
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