地球最古の恐竜展 (2010年9月 3日)

地球最古の恐竜展その1
行って来ました、六本木ヒルズに。
当初、この展示会のポスターが、「無様な哺乳類が恐竜に踏みつけられている」ので、なにやら下手物臭い香りを感じて興味なかったのですが、実は三畳紀の恐竜が生まれた頃の環境とその後、ジュラ白亜紀と全盛を極めた恐竜がいかに生態的地位を固めたかという展示内容だと聞き、俄然行く気になり、ヤフオクで招待券を漁ったのでした。
展示内容はさすが、美術系の森ギャラリーなのか、見せることにかなり長けていて、飽きのこない構成でした。展示物が比較的近く、存在感を感じるにもってこいの展示です。若干、道線がわかりにくいところがあったのと、キャプションの液晶表示は格好いいのだけど、勝手にスクロールしてしまうのはどうかな?と思いました。画面タッチで任意にスクロールする方が良かったのかと思うが。
初公開のモノも多く、見所たっぷりです。
やはり、テーマの絞り込みが出来ているから、見せる場所がはっきりとしているのだろうな。

地球最古の恐竜展その2
会場の途中にこのジオラマ(ファソラスクス対レッセムサウルス)がありました。夕暮れにこの絵が飛び込んできたので、かなり感動しました。この辺りの演出は見せ物小屋的雰囲気がなくもないですが、個人的にはびっくり度合いも「恐竜」には欠かせないと思いますから、これは有りです。
地球最古の恐竜展その3
最後のショップを抜けた先にも一つおまけがありました。ファソラスクスをバックに東京タワーです。こりゃ、ヒルズでしかできない演出ですな。夜景なので、やはり己の技術では上手く撮れませんでしたが、絶景間違いなしです。1000円払えば窓側にはいることも出来ますが、貧乏夫婦にとってはこれで十分でした。

この展示会、22時までやっているので夕方から夜にかけていくのが一番でしょうね。払ったお金以上に得した気分になります。もちろん、学術的にもしっかりしていますし、ワニの仲間、哺乳類の祖先も今回は重要なファクターなのでこれらを知る入門としてもいいのではと。

冒頭の無様な哺乳類(エクサエレトドン)は奈良のセント君同様、きもかわいく見えだしました。

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