いのちの食べかた (2010年6月17日)

一切、音楽も人間の台詞もないひたすら一点透視図法みたいな画面で描かれる、システム化した食べ物の風景。それがこの映画でした。
牛や豚、ニワトリが牛肉、豚肉、鶏肉に「生産」される過程はある意味凄いな。豚の解体はここまでシステマチックなものだとは思わなかった。ブロイラーもね。
鮭(マス?)の開きも機械であそこまで出来るのかと関心。やっと最近のほっけの開きが何で背骨から半分に割れているのか分かりましたわ。

仕事として淡々と働いている人達が印象的でしたわ。

食べ物として量産される動物や植物は効率化や機械化をしてより多くのモノをより安く提供するために存在する。逆に言えばこれらのシステムがなければ今、それなりに豊かに暮らしている人がそれなりに食っていけなくなるのも事実。その中で、BSEや新型インフル、口蹄疫などが溢れてしまうのも事実。
絶対的に正しい行為ではないにせよ、これもまた必然だな。


鳥や牛はわかったのだが、豚はあの機械の中で何が起きたのだろう?

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