転校生-さよならあなた- (2008年3月 4日)
性教育の名著として評価されているらしい山中恒の「おれがあいつであいつがおれで」。もちろん男女入れ替わりモノや、性転換もののバイブルとしてでなく、これまで何度となく映像化されてきた。
一番有名なのが大林 宣彦の「転校生」。今回のはそれをリメイクしたモノ。
前作は尾道が舞台で原作に忠実にお互い階段を転げ落ちたら入れ替わってたとか、ブラつけ忘れて海水浴(原作はプールの授業だったかな?)にとかだったのだけど、今回は長野が舞台でテーマも前作よりかもっと人生について語っちゃっている。ちと押しつけがましい感があるのだけどね。
もともと大林ファンじゃないから、尾道三部作がバイブルだと思っていないのだけど、転校生に関しては前作の方が良かったな。原作のテーマ性をきちんと組んでいるし。今回のは青春コメディにしちゃ重いんだよね。ドラマでも何度となくやっているけど、ドラマの方はどうもコメディに流れすぎている気がするし。
原作はワシの人生に大いに影響を与えていると思われます。
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