精霊の守り人 (2007年9月14日)

精霊の守り人
読んでいた単行本をバスで忘れて取りに行く暇もなく、間に合わせで急遽買った本。題名は聞いていたし、本の概略も聞いていて気になっていた本なので新刊でもいいかと。

30代のおばさんが主人公の異世界ファンタジー。中国と日本の昔を混ぜたような舞台設定で女性作家さんにしては(失礼)アクションシーンも上手く描いている。元々児童文学なので読み心地もよく、キャラクター作りも上手いので気持ちよく読めました。
ファンタジーで重要なのは舞台設定もそうなのだけど、キャラクター作り。それも、単にかっこいい剣士や萌えの女性キャラが出るというだけでないところなのよね。貧乏な農民や短躯なおっさん、醜いばあさんとかその辺を書き分けていくという作業。これができる人は結構少ないし、そんな作品を僕は求める傾向があるのだけども、この「精霊の守り人」はその辺も良かったかな?

この記事のタグ: ファンタジー

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