出口のない海 (2007年5月15日)

帝国海軍の特攻兵器「回天」の物語。当然開発史ではなく、回天に乗り込む大学生の話だ。

ネタがネタだけに微妙なのはわかるが、最後の処理は嫌いだな。海老蔵、やっぱり上手くないし。

全く関係ないですが、回天で思い出したけど、昔、人を殺す兵器は良くないだから自分は戦闘機を作るときでも極力、ミサイルや何かは搭載しないようにしたいと言っていた小説家志望の人がいた。
その人と、あるWFであったとき、彼がうれしそうに伏竜(潜水服に長い棒の先に爆雷をつけたモノを持って海底に潜み、米艦艇が近づくとえいや!と竹槍の如く突き刺し自爆するという帝国海軍の決戦兵器。あきれてどうにも突っ込みようがない)のガレキを手に自慢げに話していたとき、当時、犠牲になった方々の思いは全然伝わっていないなと思いました。伏竜の概念はあなたが毛嫌いしているモノの最たるモノじゃないかって。
映画「ハードキャンディ」の「自然が好きだからっていい人とは限らない」が真実みを帯びる出来事でした。

この「回天」の映画、日本人の恥の概念を利用し、軍部が一億総自決という凶器に走らせたんだという事実確認にはいいんじゃないかな?

この記事のタグ: 戦争

Wrote by ぷー /コメント (0)

コメント

コメント記入欄




保存しますか?



画像の中に見える文字を入力してください。

表示切替:スマートフォンスマートフォン | PCPC
▲ ページトップへ