ここのサイトを見てもらうとわかるのだが、何ともものぐさな魚である。ものぐさ過ぎちゃって魚なのに泳ぐのは苦手らしい。
海底に足のように伸びた腹びれと尾びれで立ち、胸びれから進化した(と思われる)細長い触角で水流を感知し、そちらに向いてひたすらエサがくるのを待つという生き方。深海という環境はそもそもエサが少なく、酸素濃度も低く、水温を低いから生き物が活動する条件としては悪い。なのでナガヅエエソのような生き方もありなわけである。いや、深海の生物がだからといってみんなそんな生き方をしているかといったらそうでもなく、ミズウオやオニボウズギス、フクロウナギや、ホウライエソ、ヌタウナギみたいなのもいるので、一つの生き方の例であるが。


自然界で進化の過程としてこれもありなわけだから、もしかしたら「ニート」や「引きこもり」も実は進化の一過程なのかもしれない。まあ、進化と退化は紙一重であり、また宿主がいないと絶滅してしまう寄生体かもしれないが。

">

ナガヅエエソ (2006年10月 3日)

という深海魚がいる。ここのサイトを見てもらうとわかるのだが、何ともものぐさな魚である。ものぐさ過ぎちゃって魚なのに泳ぐのは苦手らしい。
海底に足のように伸びた腹びれと尾びれで立ち、胸びれから進化した(と思われる)細長い触角で水流を感知し、そちらに向いてひたすらエサがくるのを待つという生き方。深海という環境はそもそもエサが少なく、酸素濃度も低く、水温を低いから生き物が活動する条件としては悪い。なのでナガヅエエソのような生き方もありなわけである。いや、深海の生物がだからといってみんなそんな生き方をしているかといったらそうでもなく、ミズウオやオニボウズギス、フクロウナギや、ホウライエソ、ヌタウナギみたいなのもいるので、一つの生き方の例であるが。


自然界で進化の過程としてこれもありなわけだから、もしかしたら「ニート」や「引きこもり」も実は進化の一過程なのかもしれない。まあ、進化と退化は紙一重であり、また宿主がいないと絶滅してしまう寄生体かもしれないが。

この記事のタグ:

Wrote by ぷー /コメント (0)

コメント

コメント記入欄




保存しますか?



画像の中に見える文字を入力してください。

表示切替:スマートフォンスマートフォン | PCPC
▲ ページトップへ