1/72T-2CCVその1 (2006年8月 6日)

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T-2CCVは日本初の超音速航空機T-2をCCV試験に改造した機体です。この機体での試験結果があったからこそ、F-2のフライバイワイヤのソフトウェアの開発が出来たわけであり、パイロットに負担を強いる舵面の増加も避けられたわけです。ラファール、グリペン、タイフーン、ターミネーターなどはカナードを持っていますので一概には言えませんが、少なくともF-2のカナードが無くなったのはT-2CCVの試験結果のおかげでしょう。

ハセから「最後」に再販されたCCVのキットを作ります。ちょうど世傑で出たばかりだし、MAで1/48のCCVを製作している最中なので資料的に恵まれていますし、赤白の機体は派手でよいですから。

キットは古いモノでスジは一部を除いて凸彫り、コクピットなんかはあっさりとしていますが、カナード部分は追加パーツで、主翼の前にあるストレーキも削った状態で再現されていて、各パーツの縁も薄く、良くできているキットだと思います。無論、日本のメーカーしかこれは出さないと思うし、ハセさんもしばらくは新金型では出さないでしょう。退役したばっかだし。<1/48を出したし、CCVは再販されないらしいから、あるいは・・・。

通例通り、コクピットから。
CCVはHUDがレトロフィットされているので、キットのおそらく光学照準器を再現しているのであろう「突起」は使えず、そこは自作するため、HUDがはまる部分を削っておきました。コンソールパネルなんかの計器配置が違うのですが、ここは面倒なのでキットをデカールのまんま。
操縦桿が予想外にしょぼい出来なので、形が違うのですが、トーネードを作ったときに余った操縦桿を使ってらしくしました。

この記事のタグ: T-2CCV, ハセガワ

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