性転換 (2006年2月20日)
といえば普通、生物学的なことを指すのではなく、外科的手術やホルモン療法で男が女に女が男になることを指すのだが、変態系エロではそれが、フェチの一種として扱われていてある種のジャンルを形成している。
まあ、こういう話題を書くのだから、少なからず自分がその手の変態エロにある種の性的興奮を抱くというのは間違いないことだから、隠すつもりはないがとにかくネットを調べれば結構な数が出てくる。
2ちゃんねるにも多分にもれずその手のスレッドがあるのだが、大概は虚の書き込みでだからといってそれが事実ではないと責めるつもりはないし、そういうのは虚半分で楽しめればいいと思っているから、結構見て楽しんでいる。
で、久しぶりに2ちゃんのピンク板をうろついていたら「レズビアンの彼女に懇願され性転換を始めることにしました」とそのブログのURLが書かれていた。
直リンではなくとも、普段はどうせ業者のとばしだろうと覗いたりしないのだが、アメバのブログアドレスだし、ウェブ小説でもあればもっけもんだとセキュリティをあげて進入してみた。
最初はネタっぽさは否めなかった。文章も凄く上手いというわけでもない。今時な言葉使いでいまいち意味を掴めかねるところもある。
しかし、ある種のリアル感があるのだ。成長していくおっぱいの写真が必ずしもリアルな証拠になるわけではない。文章がこなれていない分、こぼれてくる感情が表現され、見えてくるモノがある。
正直、全て彼らの行動が正しいとは思わない。先のことを考えるととても平坦な道が待っているとも思えない。経済的問題や、法的問題いろんなことがでんと壁となって立ちふさがっている。愛がそこまで深いモノで、無慈悲なまでに注ぎ込むべきモノなのかどうかもわからない。
しかし、何だろうな。僕の中では単なるセンズリアイテムからいっぱしの文学を読んでいるような感じになってきている。女性向けの恋愛ドラマというのは世の中にごまんとあるが、これは数少ない男子向けの純愛ドラマだ。女の子を初めて好きになって無鉄砲に走ってしまえた・・・そんな経験がある人なら何かが見えるはず。ほとんどの人が最初の壁に激突し、砕け、無難な道を選んでしまうからこそ、僕はかれらにとことんまでやり遂げて欲しいと思うのだ。
あ、そうか。書いてて思ったのだけど、いわゆる恋愛ドラマは基本的に女性のご都合主義で書かれていて、男向けのモノはセンズリアイテムにしかなっていなからだな。どっちもご都合主義の異性が出てきて、主人公は何もないという。
ドキュメントにしろフィクションにしろ、きちんと主人公がたっていないモノはつまらんということだ。
気になる方はググって探してみてください。
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Wrote by ぷー /コメント (0)
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