1/72トーネードその9 (2005年11月28日)

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JP233滑走路破壊用ディスペンサーです。トーネード専用の武器で、前半部に地雷を後半部に滑走路破壊用爆弾を詰めてあり、目標に達したらそれらを全部射出、ディスペンサーそのものはその後投棄するといったモノです。湾岸戦争では最初の攻撃でトーネードが滑走路破壊の任務にこれらを使用したのですが、低空進入任務がたたったのか、先に米軍機が攻撃した後の攻撃だったからなのか、予想外の被害を出し、低空進入任務は中止。JP233もその後は使われておりません。

それはさておき、キットのJP233はJP233の形はしているのですが、ツルツルです。機体の下側でほとんど見えないのでこれはこれでいいのかもしれませんが、たまたまわかりやすいディティールが入ったモノをネットで拾い、おまけに手持ちの資料にもあったので、それらを使用してディティールアップすることにしました。

まずはJP233の後端部分を。キットはツルツルですが、実際は穴が空いており、そこから金属のディティールが見えています。セイフティーピンが刺さっている写真もあるので全体の信管部分に相当するのではないかと思います。
段を再現するためにまず、ノコで1mm削り成形。外板を0.2mmプラ板で作るため、0.8mm分かさ上げをしておきます。内部に見えるディティールは0.5mmのプラ板から。全て現場あわせの作業です。

この記事のタグ: トーネード, ハセガワ

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