魔術師ベルガラス (2005年9月30日)

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七月から始まったベルガリアードの前章となる作品。
だいぶ前に向こう(アメリカ)では刊行されているという話は聞いていたが、やっと日本でも翻訳版が出ることに。こないだ三冊とも読了しました。いやあ、今回も十分と楽しませていただきました。
十月からはベルガラスの娘、ポルガラの語りで綴られる「女魔術師ポルガラ」も刊行されるみたいで。これらを読んだ後、ベルガリアード物語、マロリオン物語(ベルガリアードの続き)を読めば、また理解が深まるでしょう。>スターウォーズと同じ楽しみ方だな。

エディングスの作品は冊数が多く、かなり長いので(指輪物語並みだろう)読み出す前まで億劫ですが、読み始めると止まらなくなるおもしろさがあります。典型的なファンタジーといってしまえばおしまいですけど、個性的なキャラクターのオンパレード、一癖二癖もあるキャラクターが生き生きと老若男女、はたまた神々まで描かれていて、それがそれぞれ、おもしろみのある台詞をしゃべるので、すいすいとお話を読んでいくことが出来ます。
いわゆる日本のファンタジーではなしえない奥深さがあり、良い物語を探している方には是非にお奨めしたい小説です、はい。

この記事のタグ: エディングス, ファンタジー

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