1/48F-16XLその7 (2004年12月29日)

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主翼の縁を削るだけだとらしくならないので、ポリパテを盛って微妙なアールを出します。最初はいい加減な盛り方で構わないのですが、途中からはポリパテに薄め液を入れて緩くした状態で盛っていきます。こうすれば乾燥が若干遅いのですが、気泡が入りにくく表面処理が楽になります。

単にプラ板の張り合わせだけだと主翼前縁にある捻り下げ表現が出来ないので主翼の前縁裏側に形に合わせて切った0.3mmプラ板を貼り付けて隙間をポリパテで埋めて乾燥後、前縁ラインが段が変わるところあたりで最大の下げになるように削ります。この辺は感覚的なモノで現場あわせですね。
ポリパテは最低でも1日置けば食いつきも良くなりますし、硬化した「と思った」後にひけることもありません。瞬着以外は(瞬着も盛りすぎるとひける)ひけるモノだと思って、乾燥時間を長めに取るとその後の失敗が少ないですね。特にポリパテの加工可能時間は「加工し始めるのに良い時間の目安」であって、完全硬化の時間ではありませぬ。ポリパテは硬化しているけど、ポリパテとの接触面のプラ地はポリパテの強力な溶剤(臭い臭いの元ですな)にまだ溶かされていますから。

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