LIGHTNING F.6(ライトニングF.6)

モノクローム(トランペッター) 1/72

ライトニング前

LIGHTNING F.6(ライトニングF.6)概要

その昔、自分が小学生だった頃、近所の駄菓子屋で爆竹を買うのが流行っていました。それを単に鳴らすのではなく、手榴弾の如く公園の遊具などで投げつけ合うという、今日のPTAや教育関係者が見ると卒倒しそうな、いや当時でも卒倒するに違いない遊びが平然と行われていたのです。その遊びには飛び道具としてロケット花火、銀ダマ鉄砲も使われていました。しかし、それでけが人が出た事はなく、おしなべてある種の反射神経が良かったのか、ただただ運が良かったのか今となっては分かりませんが、まあ、そんな遊びが流行ったわけです。
その遊びに飽きて、爆竹が余った事がありました。この爆竹の破壊力を見るにつけ、何か吹き飛ばしてみようということになり、家にあった100円ヤマトシリーズを吹き飛ばすことにしました。爆竹を差す部分は線香で穴を開け(まだ、ピンバイスという言葉すら知らなかった時代です)、数発爆竹を仕掛け、導火線をより点火!!結構、無惨な姿になったゴーランド艦。これに味を占めた少年達はもっと大きなモノをと近所のおもちゃ屋に出かけました。
なぜか、飛行機を爆発させた方が面白いと物色したのがハセガワのライトニング。なぜそれを選んだのか、さっぱり覚えていないのですが、単に安かったのか、やられメカぽかったのか、爆竹を突っ込みやすそうに見えたのか・・・。
しかし、その後爆竹でライトニングを吹き飛ばした覚えがありません。接着剤を買うお金が無くて組み立てられなかったのかもしれません。そもそも、完成しきれなかったのではないかという気さえしてきます。とにかく、それがライトニングの思い出です。

ライトニング後ろ

マッハ2の最高速度を出すため、正面面積を減らす手段としてエンジンを縦に並べるというアイデア、デルタ翼を切り取ったかのように見える究極の後退翼防空戦闘機と割り切ったため後々航続距離不足のためフラップにまで燃料タンク詰め込み、さらには主翼下にパイロンをつけれない構造(主脚が主翼下を大部分占める)故に、フェリー用の増加タンクを主翼上面につける大胆さ。
アメリカでもロシアでもない、これがジョンブル魂だ!といわんばかりのライトニングですが、そもそもエンジンを縦列にしなくても良かったんじゃないかとか、思うのですが。正面面積を減らすための選択ですよね、ペターさん。まあ、このおかげで唯一無比の戦闘機に仕上がった訳だし、イギリスらしさを十分に醸し出していると思うわけです。

LIGHTNING F.6(ライトニングF.6)の製作

ライトニング正面

モノクロームのキットです。金型はトランペッターが作っています。ぱっと見、最近のキットらしくシャープな出来だなあと思いきや。
結構、問題なキットです。インテークの内側は中身あるのに妙な段差が出来てしまいます。ディティールもかなりあまあま、摺り合わせもあまり良くないのでパテ盛りが必要です。直し始めたらきりがないので、程々にしておきましょう。キャノピーはぴったりなのでここだけはストレスなしに閉めることが出来ます。梨地処理になっているのが不思議なんですが。

ライトニング垂直尾翼

今回は入っているデカールを利用して、背中の部分が白く塗られている23sqnにしてみました。全体銀塗装なのでメリハリがついて良いと思います。せっかくのライトニングなのでフェリー用の燃料タンク搭載で、ミサイルも二種類付いているので、両方、一発づつ搭載してみました。ミサイルはそんな感じだったのですが、デカールを貼るだんになって、それぞれ一発づつのデカールしか用意されていないことが発覚。これから作る人は気をつけた方がいいかもです。
ちなみにモノクロームのキットにはサービスデカールが付いていて、これがもし、航空自衛隊に栄光のかわりにライトニングが配備されていたらという意味で、203飛行隊のヒグマのデカールが封入されていますが、これ、パンダになっています。中国に発注したのでパンダになってしまったか?
詳しい製作記は「1/72ライトニングF.6製作現場」で。

ライトニングとF-8

LIGHTNING F.6(ライトニングF.6)の製作を終えて

正直、昔はMiG21と区別が付かなかったですし、お腹にポニョとした蛇の目と相まって愛くるしいが、決して格好良くはないなあと思っていた戦闘機ですが、こうして立体で見てみるとなかなかの迫力があり、細身な印象も見る角度によってはごつい感じにもなり、いろんな表情を持つ飛行機だと思った次第です。後ろのクルセイダーも単発エンジンながら同じようにマッハ2を狙った艦隊防空戦闘機。こちらも正面面積を極力減らした設計になっていますが、こう並べてみるとやっぱり、もったりしていますねライトニング。