LANBORGHINI COUNTACH LP500R(ランボルギーニ・カウンタックLP500R)

アオシマ 1/24

ランボルギーニ・カウンタックLP500R前

ランボルギーニ・カウンタックLP500R概要

1970年代後半、スーパーカーブームがありました。池沢さとし先生の「サーキットの狼」が大好きで読んでいたわけではありませんが、ちゃっかりとスーパーカーのブームには乗っかっておりました。もちろん、スーパーカーショウにも行きましたし、街でポルシェ911やロータスヨーロッパを見かけりゃ、おーっ!って感じでしたし。ほんとたまにディーノとか見れたんですよ、うちみたいな田舎でも。フェアレディZもRX-7もスーパーカーだったんですけどね、当時は。
当然、がきんちょですから実車が手に入るでもなく(それは今もそうですが)、本やプラモや塩ビのスーパーカー消しゴム、駄菓子屋のカードやメンコで所有欲を満たしていました。その中でフェラーリの512BBやランボルギーニのカウンタックは飛び抜けた存在でした。スーパーカーの象徴である「リトラクタブル・ヘッドライト」「4バルブ12気筒エンジン」を双方が装備していたのですが、カウンタックには「ガルウイング(シザードアとかって最近では言うのね、確かにカモメの羽にはなっていないが)」が有り、スクエアな扁平な外観も相まって、小学生中学年だった自分にはヒーローみたいな存在だった訳です。

ランボルギーニ・カウンタックLP500R後ろ

数あるカウンタックでもウォーター・ウルフの赤いカウンタックがお気に入りでした。リアウィングが格好良かったのはもちろんですが、LP400とは何かが違う感じがしていたのです。で、そのウルフカウンタックよりもさらに衝撃的だったのがこのブラックカウンタック、LP500Rでした。
黒色の威圧的な塗装もさることながら白のストライプにランボの牛マークがでーんと入り、これでもかって言うくらいカウンタックLP500Rって入っています。Sじゃないんだ、Rなんだとなんだか分からない興奮状態になりましたが、この後、すぐにF1ブームが来てカウンタックは心の片隅においていかれたのでした。だって、ランボは当時も今もF1コンストラクターじゃないんだもんな。エンジンサプライヤーではあったけど、5年しか参戦していないし。その点、フェラーリは当時、ニキ・ラウダが強かったしね、スーパーカーからF1って流れにフェラーリは常にいたのです。

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rフルオープン

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rの製作

で、アオシマが2010年にカウンタックの新作を出しました。模型誌などのレビューを見ていると、どうやらはずれてなさそうです。フジミのエンスーモデルは作りたくない自分にとってはこりゃいいなと思っていたのですが、バリエーションでQVが第2弾になったので、何でと思いつつしばらく車コーナーをほっておいたのですが、いつの間にか出ていました、LP500R。早速、ディティールアップセットと一緒に買ってきましたわ。いや、早速じゃなく、金欠気味だったので機会をうかがってですが。

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rインテリア

キットそのものは仮組みした限りでは組みやすそうなのですが、各部が開く仕様になっていますし、Aピラーの解釈が今までのカウンタックと同様に間違って解釈していますので、ボディーがどうしても歪んでしまっています。ドア以外の部分はパチピタで収まるので、ドアは閉めるか開けるかに決めた方が良い気がしますね。わしゃ、でもカウンタックのどちらの姿も拝みたいので、開閉可能にしましたが。その他はかねがね良好。
また、LP500R用に用意されたパーツはリアフェンダーの合いがあまり良くないのでパテのお世話になるし、フロントスポイラーとリアウイングはかなり肉厚なので上手く処理してあげないともってりしちゃいます。
エンジンフードの凹モールドはいったん切り抜いて作り直した方が塗装も楽だし、見栄えも良くなります。ドアの内張のモールドが違いますので、ここは直せる人は直した方がよいと思います。また、Aピラーの補強ためにもAピラーそのものをドア周りのシーリングゴムと共に再現したやった方がいいかも。この場合、また、ドアとボディのチリ合わせが大変になってくるのですが。リトラクタブル・ヘッドランプは簡単に開け閉め可能になりますので気になる方はやってみてはいかが?

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rエンジン

ディティールアップパーツは使いどころではかなり重宝します。結構使えるところ多いので対費用効果が高いですね。自分はエアインテイクやアウトレットのルーバーやマフラー周り、エンジンフードのメッシュ、オーナメント類、インテリア内部のものを使いました。エンジンにはプラグコードのみ。
塗装で失敗しました。エアブラシの洗浄がいい加減でメタリックの粒が入ってしまい 、ラメ仕様になってしまいました。反省。今回使ったクレオスGXカラーのウィーノーブラックは隠蔽力も高く「黒」が再現されるのでお奨めです。製作記はこちら→「1/24ランボルギーニ・カウンタックLP500R製作現場

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rの製作を終えて

このブラック・カウンタック、ミニカーでは持っていたのですが、プラモで作るとまた、いろんな事が分かっていい勉強になりました。今回は初めての黒鏡面塗装でしたが、やはり赤よりも難しく、なんか鏡面塗装は全部難しいです。
当時のライバル、512BBと並べてみました。こうやって、並べると512BBも当時にしてはラジカルなのですが、カウンタックはやはり、一歩抜きんでているモノがありますね。まあ、どちらも眺めているだけの方が良い車みたいで。

ランボルギーニ・カウンタックLP500Rとフェラーリ512BB