HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー

ドラゴン 1/35

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー前

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー概要

戦車と自走砲の違いは戦車が戦車同士もしくは対装甲車両を相手にしているのに対し、自走砲はあくまで歩兵支援用の兵器です。従って基本的に戦車は装甲を撃ち抜くための対戦車砲を積み、自走砲は榴弾などを使い広域制圧する砲を積んでるモノです。どちらもそれを自走化したモノととらえるとわかりやすいですね。しかし、ほんとのそれらの境界は曖昧です。

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー後ろ

で、このヘッツァー「駆逐戦車」という名目です。駆逐戦車とは何でしょう?どうも当時のドイツでは小口径の回転砲塔をはずし、敵戦車を倒せる大口径砲を載せ密閉した装甲を持つ自走砲を駆逐戦車と呼んだらしいです。この辺の定義はえらく曖昧で同じ駆逐戦車でもアメリカのM10なんかは回転砲塔でオープントップです。戦車用法の違いからですが。
正面からやり合うのではなく待ち伏せしてしての機動防御戦用。かっこよさと裏腹の地味な用法のこのヘッツァー。駆逐戦車としては安さと生産性の良さで大量生産されました。

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー前

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァーの製作

製作です。このドイツ駆逐戦車の類は形が大好きでヘッツァー、ラング、ヤークトパンターなどとあるんですが、見事な傾斜装甲、なりは小さいのにイレギュラーな位置にある大きな砲と、えらくキャラが立ってて大好きなのがヘッツァーです。今回は手持ちのキットの中からドラゴンのモノを作りました。多分、最後発のタミヤのキットが一番作りやすいと思います。手に入れやすいのもタミヤの方ですから後期型を作る人以外はタミヤの方をお奨め。
かといって、このドラゴンのキットもほぼストレートで組めます。スタイルも悪くないし、合いも悪くないので。
ウィークポイントはそれなりに古いキットか、バリが目立ちますし、パーツ割りのせいかエッジ部分が斜めになっていたりするので、その辺をちゃんと修正してあげないときちんとパーツがはまりません。エッチングパーツが入っていますが、厚みがあり曲げにくい素材です。砲そのものも貼り合わせですし防盾あたりは気になる人は任意に真鍮挽きモノやレジンパーツ変えた方がいいかもしれませんね。

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー上から

OVM(車外装備品)は出来が今ひとつなので、前にダンバインを作るときに使ったタミヤのIV号戦車のOVMから流用しました。履帯はキットの組み立て式履帯を組めるスキルが自分にはないので、モデルカステンの可動キャタピラを使いました。この履帯、当然の如く動かすためではなく、装着しやすくするためです。
残りはストレート組。素直に組んでもある程度の出来が保証されているよいキットです。
実際の製作記は「1/35ヘッツァー(Sd.Kfz.138/2)製作現場」に詳しくあるので、こちらをご覧下さい。

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァー&九四式軽装甲車

HETZER(Sd.Kfz.138/2)ヘッツァーの製作を終えて

前回作った九四式軽装甲車と並べてみました。ヘッツァーが小さいとはいえそれなりの大きさがありますね。もっともTKの方は装甲車に自衛用の回転機銃座がついているだけのものですが。
作業後半に本体を落としたりエアブラシの中身をぶっかけてみたり、自分のミスでやる気を失いかけたのですが、何とか完成に持ち込みました。後半のミステイクはリカバリー不可能になることが多いので、運がよかったのかなとも思います。
完成の出来具合はともかく、好きなモノを立体で手に入れるっていいもんですね。