FERRARI 512BB(フェラーリ・512ベルリネッタボクサー)

フジミ 1/24

FERRARI512BB(ベルリネッタボクサー)前

512BBです。フェラーリが70年代中頃に送り出した当時のフラッグシップモデルです。僕みたいな30代後半(2007年現在)から上の人には「スーパーカーブーム」でランボルギーニ・カウンタックと人気を二分していた車でもあります。
実車はフェラーリユーザーであったトラクター製造会社のフェルッチオ・ランボルギーニがフェラーリのサービス対応の悪さに嫌気がさし、自分が世界一のスポーツカーを作ろうと作ったミウラ、それに続くカウンタックが最高時速300km/hを謳ったところから、フェラーリも本気になり、送り出したのが365GT/4BB。最高時速302km/h。どちらもカタログ上のデータでホントは出ないとか言う話だが、何にしろ当時の大人はどう思っていたのか知らないけど、ガキだった僕は最高時速が速い=強いという子供の方程式で感心していたのでした。
365GT/4BBをもっと実用的に改良したのが512BB。512BBは1976年から1981年まで生産され、それ以降は公害対策のの為にインジェクションを搭載した512BBiは1984年まで生産、365GT/4BBは1974年から生産されているから、足かけ10年生産されていたことになります。

FERRARI512BB(ベルリネッタボクサー)後ろ

2006年末、フジミから新金型でこの512BBが発売されました。迷わず買ってきて、速攻で作り始めました。
フジミの車のキットの標準はよくわからないのですが、結構良くできているのではないかと思います。タイヤがインチ数の違うモノが入っているのはどういうことなのか、よくわかりませんが。365GT/4BB、512BBiを見越したランナー割りで、そのパーツ割りが合いの悪さを誘発しているわけでもなく、スジもかなり深く彫られており、研ぎ出しには最適ではないかと。
惜しむらくは、仮組ではぴったりと合っていたボディなんですが、最終工程でフロント部分がぱかっと開く始末。塗料の厚みのせいか、中に全てを組み込むとこうなるのかよくわかりませんが、僕は普通のセメントと瞬間接着剤を駆使して強引に止めました。きちんとした仮組をして隙間対策をした方がいいかもしれません。

FERRARI512BB(ベルリネッタボクサー)水平対向12気筒エンジン

512BBの心臓部、水平対向12気筒エンジンです。正確にはボクサーのように互い違いにピストンが動いているわけではなく、V型エンジンが180度に倒れているということなのですが、やはり「水平対向12気筒!」といわれた方がしっくりきます。
なぜ、180度に倒したのかというと、ホイルベースを短くするため、トランスミッションユニットと上下関係にするためですね。
キットではそれなりに表現されているので、プラグコードやオイル関係のパイプ類をパイピングするだけでもらしくなるんじゃないかと思います。僕はやっていませんが。

FERRARI512BB(ベルリネッタボクサー)リトラクタブルヘッドライト

当時のスーパーカーのシンボル、「スーパーカーライト」です。リトラクタブルヘッドライトというおしゃれな言葉を知ったのは大人になってから。
このキットも可動式でライトを上下させることが出来ます。が、取り付け位置に微妙な調整がいりますし、ライトをあげるとかなり間抜けな顔になりますので、固定した方がいいでしょうね。余分な作業の手間が減りますし。

FERRARI512BB(ベルリネッタボクサー)&エンツォ・フェラーリ

現代のフラッグシップモデルのエンツォ・フェラーリと並べてみました。ほったらかしで置いてあってせいか、クリア塗料の質のせいか(エンツォはクレオスのクリアーの研ぎ出し、512BBはホルツのボデーペンの研ぎ出し)、経年変化か、くすんじゃっています。
全長こそさほど変わりがないのですが、横幅がぐっと増していますし、フロント辺りの車高がエンツォの方が断然低く、30年の歳月の流れは凄いなと感じてしまいます。

しかし、512BBのスタイルは素晴らしいモノがありますね。