FERRARI 312T2(フェラーリ312T2)

ハセガワ 1/20

フェラーリ312T2前

フェラーリ312T2概要

日本での第一次F1ブームの時、僕は小学生でした。マシンとドライバーがまだ一致しない頃でしたが、ニキ・ラウダと312T2という組み合わせは唯一、認識できるモノでした。やはり、ニュルブルクリンクでの事故からの復活劇が少年の心にも響いたのでしょうね。ニック・ラムダと混同していたのかもしれないですが。それだけに富士スピードウェイでの2週リタイアはかなり不満でしたが(生放送だっただけにね。)

フェラーリ312T2後ろ

312T2はフェラーリが1975年に開発したダブルタイトルマシン312Tのモディファイモデルです。外見的にはハイインダクションポッドの廃止によるコクピット前方のNACAインテークの装備です。また、フォードV6DFVエンジンが全盛の時代、自社製、一見水平対向エンジンのようなバンク角120度の12気筒エンジンに横置きトランスミッションという形態で、当時の他のマシンとは異なるスタイルでした。(ティレルの6輪にはかなわないが)ハイインダクションポッドの312Tよりもこちらの方が個人的には好きです。

フェラーリ312T2エンジン

フェラーリ312T2の製作

ハセガワが2008年に出した312T2はタイヤのプロファイルが現存車両を取材したためか、当時のモノとは違ってしまっているのと、シートベルトもそれ同様で横のステッカーロゴもそれが再現されています。まあ、それ以外は極めて現在のF1クオリティなわけで。さほどこだわらず作れば、誰でも簡単に312T2が手に入ります・・・、ってことはありません。

フェラーリ312T2カウルをはずした

悪く言えばハセガワさんらしく、何でここはここまでこだわっているのに、ここの部分は間が抜けているのかなあ??みたいなところが多々あるわけで。間の抜け方があ、こんな所か!ならいいのですが、なぜここを手を抜くみたいなところで。なぜ、ダボがここに出てくるとか、ここは最初から薄々表現してくれてもいい場所じゃない?強度的にも問題ないんだしとか、なぜこの部品は長さが足りないのとか。ちゃんとした仮組をせず、カウルがぴったりはまったり、タイヤの取り付け角がぴったり決まったのは(だいぶゆるゆるなのですけど)奇蹟みたいなモノで。というか、この辺だけはしっかりしているからさすがなのか、どうなのか?詳しくは「1/20フェラーリ312T2製作現場」にて。

フェラーリ312T2の製作を終えて

それでもデカールとか苦労しながら貼って、根気よく研ぎ出して形にすれば、結構素敵な312T2が手にはいるわけで。さすがだ、ハセガワ。
キットの完成品写真を見ると「え?こんなに細長い車だっけ?」と思ったのですが、ちゃんと平べったい感じが再現されていて、イメージ通り。タイヤのプロファイルも実はあまり気にしないので、これでいいかという感じです。
やはり、このころのF1マシンは格好良いのう。

フェラーリ312T2正面